一般社団法人経営情報学会-2020年秋季全国研究発表大会

大会プログラム

自己管理型バーチャルチームにおける共有型リーダーシップの測定

○山口 裕貴1)ホー バック1)妹尾 大1)

1) 東京工業大学

Abstract
IT技術の発達は労働形態を大きく変えた。そのひとつにバーチャルチームの出現があり、従来のリアルなチームとは異なるこのバーチャルチームをどのようにマネジメントするか、ということが新たな課題として認識されている。バーチャルチームのうち、任命や選出されたリーダーがおらず、自己管理をしながらチームとして活動するチームを自己管理型バーチャルチームとし本研究の研究対象とする。そこではチームを機能させるためにチームメンバー各々がリーダーシップを発揮することが求められる。そのような側面に対し概念化されているのが共有型リーダーシップである。本研究ではメンバー間でリーダーシップが共有されているかを統計的分散にて測定可能なのかどうか検証する。

The development of information technology has drastically changed the working style and workplace. One of them is the emergence of virtual teams, and how to manage these virtual teams, which are different from traditional real teams, has been recognized as a new issue. Therefore, research on leadership of virtual teams is attracting attention. In this paper, we define shared leadership as a team state in which leadership influence is distributed among team members, and examine whether the statistical variance can be used to measure how much leadership is shared among team members.
Keywords
リーダーシップ,共有型リーダーシップ,バーチャルチーム
Leadership,Shared Leadership,Virtual Team
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