一般社団法人経営情報学会-2017年春季全国研究発表大会

大会テーマ:経営のデザインとプランニング

大会プログラム

APIエコノミーとナレッジマネジメントによるソフトウェアデファインドソサエティ

○服部 徹1,2)

1) 九州大学
2) 日本アイ・ビー・エム株式会社

Abstract 企業機能をAPIとして公開することでマネタイズ可能となるAPIエコノミーと、企業内の暗黙的な知見を人工知能へ置換するナレッジマネジメントへの投資が、従来は補助的な存在だった経営情報を、企業のコンピテンシーたる中核の存在へと変革させている。企業は、学習データを餌とした疑似生命体であるかのように、バリューネットワークの中で最適経路をみつけ自律的に成長し利益を見出して行くべく進化しつつある。このような新しい企業同士のルール設定をすることで、自律的なネットワークとして包括する「ソフトウェアデファインドソサエティ」をデザインできる。新たなるスマートシティのスタイルとして提案したい。
Artificial Intelligence drive "Smart city" more flexible and dynamic.
Investment for corporate knowledgement and API economy will lead traditional companies as networked intelligent companies.
Desiginig rule of such networked intelligent companies change the city more efficient and effective. Rules can change the function of "city", because such companies will change work-style and life-style by their knowldge power.We can design cities not only static things but also dyanamic "software deifined" life forms.
Keywords API Economy,人工知能,スマートシティ
API Economy,Artificial Intelligence,Smart City
前に戻る