一般社団法人経営情報学会-2017年春季全国研究発表大会

大会テーマ:経営のデザインとプランニング

大会プログラム

RPA(Robotic Process Automation)の可能性
ホワイトカラーの生産性向上に向けて

○佐々木 康浩1)

1) 株式会社三菱総合研究所

Abstract 業務プロセスの改善として、1990年代にBPR(ビジネスプロセスリエンジニアリング)、2000年代にBPM(ビジネスプロセスモデリング)が試行された。2014年頃から「新テレワーク(モバイルワーク)」が進められたが、ホワイトカラーの生産性向上に貢献したとは言えない。
そこで、我々はロボット技術(広義のAI)を応用することで、オフィスワークの飛躍的な業務処理能力の向上を企図してはどうかと考えた。これをRPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)と呼ぶ。RPAの技術的な動向と我が国企業での取り組みについてサーベイし、一部の実証実験を試行したので、本稿では概要と考察を記す。
We planned improvement in the capability in an office work by applying Artificial Intelligence technology. This field may be called RPA.
Keywords AI,業務プロセス,生産性向上
Artificial Intelligence,Back-office operation,Productivity growth
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