東日本大震災後の石巻市の情報化に関する調査研究

益満 環1)、安田 一彦2)

1) 石巻専修大学
2) 東北大学大学院

Abstract 平成23年3月11日に三陸沖を震源とする国内観測史上最大規模となる東日本大震災が発生してから2年が経過した。被災地では、復興に向けた取り組みがなされてはいるものの、未だに厳しい避難生活を続けている方々も多く、復興への道のりは依然として厳しい。本研究では、この未曾有の大震災発生後の情報通信政策に焦点を当て、最大の被災地である宮城県石巻市役所のICT担当者に対するインタビュー調査を行い、東日本大震災発生時の情報の途絶への対処方法や災害時の情報通信の課題と教訓を提示し、現在の宮城県石巻市における情報化の現状について考察する。
Keywords 東日本大震災,石巻市,情報通信政策
前に戻る