地域活性化への貢献意識を高める教育活動に関する考察

成瀬 喜則1)、清水 真1)

1) 富山高等専門学校

Abstract 高等専門学校(以下:高専)を卒業する学生の多くは地元企業に就職する傾向があるものの、地域活性化や地域貢献に対する意識が高いとはいえない。そこで本研究では、授業を通じて地域貢献意識を学生に身につけさせるための有効な学習活動を明らかにする。授業の形態として、高専ではPBL(Project Based Learning)など学生が自主的に課題を設定して、解決方法を考える学習を積極的に取り入れている。本研究の授業においてもグループによるPBL学習を用いることにした。
授業では、学校近隣の商工振興会からの説明を受講生が受けた後、各グループで地域活性化のための企画を立案し、それを商工振興会により評価・アドバイスを受けた。
Keywords 地域活性化,PBL,評価
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