政府・自治体システムの住民評価
技術受容モデルによる分析

渡邊 真治1)

1) 大阪府立大学

Abstract 2013年3月に実施したWEBアンケート調査(サンプル数1000)を用いて、地域住民の情報システム利用意向に関する分析を行う。分析には、技術受容モデル(TAM)にその他の関連モデルの要因を加えた拡張モデルを用いる。分析対象は、市区町村のホームページである。また、比較を行うために、同時に調査を行った国税電子申告・納税(e-Tax)システムに対する同様の調査結果についても報告予定である。また、前回の報告でアンケート回答者の評価基準が属性によって影響を受けていることを、本モデルの中でも検証を行う。分析の結果、属性の違いによってモデルのパス係数の大きさに差が生じることが判明した。
Keywords システム評価,政府システム,技術受容モデル
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