利用者死亡時のソーシャルメディアにおけるプライバシーの扱いに求められる要件

折田 明子1)

1) 関東学院大学

Abstract ソーシャルメディアの利用者が死亡した場合、そのアカウント情報およびそれまでに投稿され蓄積された情報はどのように扱われるべきか。銀行口座やクレジットカードなどと異なり、ソーシャルメディアでは他者との関わりという情報の扱いについても注意が必要である。ソーシャルメディア利用にあたってはクレデンシャル情報、プロフィール情報、友人への公開情報、ソーシャルグラフなど、多岐にわたる情報が存在し、それぞれ公開範囲も異なっている。本稿では、死亡した利用者の個人情報だけでなく、文脈を逸脱した開示というプライバシーという観点に踏み込んだ上で、それをどのように扱うべきか、要件の整理を試みる。
How do we treat information of deceased user of social media? Social Media services includes not only credential information but also social graph and interaction among friends which relates to other's privacy, so that it is necessary to consider the treatment of various information different from conventional personal information of one's account. This paper tries to classify sorts of information of deceased user of social media.
Keywords 死亡時の情報,プライバシー,ソーシャルメディア
Information of Deceased User,privacy,Social Media
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