自治体職員と地域住民の情報システム評価に関する比較分析

渡邊 真治1)

1) 大阪府立大学

Abstract 本研究は本年の3月に実施したWEBアンケート調査「公務員組織の情報化に関するアンケート調査」(標本数 2200)、「自治体サービスの満足度に関するアンケート調査」(標本数1760)を用いて、自治体職員と地域住民の情報システム評価に対する差を検証することを目的としている。具体的には、自治体情報システムの評価基準(戦略性、有効性、準拠性、信頼性、安全性、効率性)の重要度の個人属性(他人に対する信頼度、地域、性別、など)や対象者による差異を分析した。また、マイナンバー法案に対する自治体職員と地域住民の意識の差も報告したい。これらの分析結果をもとに、自治体情報システム評価方法について提案を行う。
Keywords WEBアンケート,システム監査の評価指標,信頼性
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