2011年秋季全国研究発表大会

訪問介護勤務表作成の現状と作成支援システム


吉田 勇人1)、軍司 奈緒1)、池上 敦子1)

1)成蹊大学

abstract訪問介護ヘルパーの勤務表作成では,ヘルパーの勤務可能時間帯,スキルレベルや相性を含めた利用者担当可能性を考慮しながら,ヘルパーを各サービスに割り当てなくてはならない.本研究では,膨大な時間と労力が費やされている勤務表作成に対し,作成支援システムを提供することによって勤務表作成者の負荷軽減の可能性を把握することを目的とする.訪問介護事業所におけるアンケート調査により勤務表作成の現状を把握するとともに,市販の勤務表作成支援システムが持つ機能を調査し,支援システムのあり方について議論する.また,成蹊大学と国立情報学研究所が共同開発し,2011年5月よりweb上で公開している勤務表作成支援システムについても紹介する.
keywordsスタッフスケジューリング,支援システム,アンケート調査


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